アイアンジャイアント・The Iron Giant 


アメリカのアニメ映画です。とてつもない力を持つ鉄の巨人と心を通わせる少年、そしてそれに対峙する悪者の大人、というわかりやすい構図ながら、これがなかなか良くって、思わずぐずぐずと泣いてしまいました。ディズニーのアニメともピカチュウのアニメとも違いますが、これも大人がしっかり楽しめる映画だと思います。ただしラストシーンは好きな人と嫌いな人にわかれるかな。
アイズワイドシャット・Eyes Wide Shut

キューブリックの遺作。きっとこれを見たキューブリックファンは絶賛が落胆かで意見が分かれるのではないでしょうか。結婚生活における性への希望、夢、現実がからまってストーリーは進みます。個人的にはニコールキッドマンはいいとして、トムクルーズ以外の男優さんが演じていたらまた違った雰囲気の映画になっただろうな、と。。。
アザース

トムクルーズが製作に関わって前妻ニコールキッドマンが主演で熱演。ストーリーの視点が面白い。もっと怖いのかと思ってたけどこれなら大丈夫、ちゃんと全部見れました。キッドマンはこのところ作品にも恵まれてノリノリですな。かわいこわい子供が役にぴったりかな。
アメリカンサイコ・American Psycho


80年代のNYウォールストリート、20代後半の「Vice President」の肩書きを持つ金融マンがうじゃうじゃ。その一人の主人公が殺人への狂気へと走る、のか?とにかくブラックユーモアたっぷり、ヒューイルイスの懐かしいヒットがかかったり、馬車馬のように働くことをバカにするイギリスではこの映画大ヒットしています。そしてこのまま時がながれれば、「アメリカンビューティ」の世界に移行するのかな、と思いました。
アメリカンビューティ・American Beauty


ゴールデングローブ賞で「最優秀ドラマ」「最優秀監督」「最優秀脚本」の3つをとり、アカデミー賞へのはずみをつけた感があります。結婚生活が破綻している夫婦、一人娘と彼女の学校の友達、お隣に引っ越してきた家族、不倫相手、と大体の登場人物はこれだけです。それぞれが濃い役者だし、吹きだしてしまう場面も多いけれども、それぞれの素材が生かされて内容の濃いドラマになってます。久しぶりに映画らしい映画が見れて満足、満足。
アンジェラの灰・Angela's Ashes

FrankMcCourtの幼少期の自伝をアランパーカーが映画化。アメリカで夢やぶれ、アイルランドに戻ってきた家族。働いてはお金をお酒に費やしてしまう父、(飲んでいるのはギネス。さすがアイルランド!)、プロテスタントなんかと結婚するからいけないんだと母に小言をいう敬虔なカトリック信者の祖母、幼い弟たちが飢えと貧困で死んでいくのを目の当たりにしながら、自分の夢をアメリカでかなえようとした作者。月食の場面が印象的でした。
生きない
ダンカン脚本・主演、北野組のカメラマンがとった日本映画。借金をたくさんかかえた人達が不慮の事故を装って保険金で借金をかえそうと沖縄にツアーにでかける。しかし、それぞれのメンバーの背景が深く語られる訳でもなく、このテーマだけで1時間40分の話にするにはちょっと無理があるかな。
イギリスから来た男・The Limey


タイトルは「イギリス人」という意味。主演のTerenceStampが非常にいい味をだして好演、その脇を固める俳優も粒ぞろい。敵役にPeterFondaが音楽プロデューサー役で豪邸に住んでいるがぽこっとでたお腹がちょっと哀れ。映画最後の飛行機での場面にでてくる「Ta.」という台詞はイギリス英語スラングで「ありがとう」の意味。それを言うだけでイギリス人だというアイデンティティーがでるのが面白い。
生きる(video)


ロンドンで借りられる黒澤監督のビデオのうちの一つです。役所勤めで定年間近、一人息子の為にやもめ暮らしを続けてきた主人公は感情をあらわにすることもなく淡々と生きてきました。そこに突然のガン宣告。息子にも言わず一人で決心した事とは。見ていて切なくなってきて涙がとまらなかったです。
ヴァージン・スーサイズ・The Virgin Suicides

こちらは巨匠コッポラの娘ソフィアコッポラの初監督作品。撮影のしかたは上手だと思いましたが、音楽の使い方とストーリー展開がやや面白みにかけるかも。見終わるまでの時間が長く感じました。母親役のキャサリンターナーは体型だけでなく、いつもながらのド迫力。
エイリアン4・Alien4(Video)
年末のテレビ映画特集でエイリアン1-3を連続放映していたので、まんまと術にはまって続きが見たくなって借りてきましたが。。。続編のつらさとはいえ、パート2もパート3もそれなりに面白くできてるのに。。
M.I.2

007もスペインで幕をあけたけど、MI2もスペイン好きだったのか。まあ、期待通りというか、これでもかの格闘シーン、美しいヒロイン、カーチェイス、まあ娯楽作品としてはそこそこかな。
エリザベス・Elizabeth



98年公開でしたが、いまだにロングランを続けている作品。思ったよりサスペンス調で楽しめます。ただし、歴史の前知識がないと、映画中に説明がない為訳がわからぬうちに終わってしまう可能性あり。イギリス人から見て、省略している箇所はあっても、かなり歴史に忠実に再現しているという事です。俳優陣これまた豪華です。
■歴史前知識■
在位1509-1547年のヘンリーⅧ世は自分が離婚したいが為にカトリックから絶縁し、イギリス国教会を作る。その為、国内のカトリック修道院を片っ端から取り壊し、弾圧を繰り返した。しかし、ヘンリーⅧ世は世継ぎにめぐまれなかった。最初の妻との娘メアリー一世(在位1553年-1558年)が王位に就くと、カトリックへの回帰を望んで新教徒を弾圧し、ヘンリーⅧ世の2番目の妻との娘であるエリザベスも投獄された。メアリー一世が亡くなると、そのエリザベス(在位1558-1603)が王位に就く事になるが、その頃の状況は、カトリックと新教徒との争い、ヨーロッパ列強諸国との外交、暗殺事件、スコットランドとの不和等、波乱に満ちていた。スペイン、フランス等から政略結婚の話しもあったが、どこにもくみせず、結局エリザベスは未婚のまま一生を終える。このエリザベスの時代にシェイクスピアが活躍する等、イギリスは第一期黄金時代を迎える。
エリンブロコビッチ・Erin Brockovich



大好き!これいい!!「セックスと嘘とビデオテープ」「アウトオブサイト」「TheLimey」の監督さんの、実話を元にした新作です。見終わって思わず拍手してしまった。実は「ジュリアロバーツがでてるからといって避けないで。」という批評のお陰で見に行くことになったのですが、本当に見てよかった。無学と無能は違う、失うものはあっても一生懸命仕事をした者に与えられるご褒美。実話を元にしてあっても非常に映画らしい映画です。確かに、ジュリアロバーツの胸も気になりますが。。
オールアバウトマイマザー・All about my mother


スペインの映画です。題名の通り一人の母親の生き方に焦点があたります。ストーリーもさることながら、部屋のインテリアの色使いなどスペインならではの特徴が随所に見られます。




アメリカのアニメ映画です。とてつもない力を持つ鉄の巨人と心を通わせる少年、そしてそれに対峙する悪者の大人、というわかりやすい構図ながら、これがなかなか良くって、思わずぐずぐずと泣いてしまいました。ディズニーのアニメともピカチュウのアニメとも違いますが、これも大人がしっかり楽しめる映画だと思います。ただしラストシーンは好きな人と嫌いな人にわかれるかな。
アイズワイドシャット・Eyes Wide Shut



キューブリックの遺作。きっとこれを見たキューブリックファンは絶賛が落胆かで意見が分かれるのではないでしょうか。結婚生活における性への希望、夢、現実がからまってストーリーは進みます。個人的にはニコールキッドマンはいいとして、トムクルーズ以外の男優さんが演じていたらまた違った雰囲気の映画になっただろうな、と。。。
アザース



トムクルーズが製作に関わって前妻ニコールキッドマンが主演で熱演。ストーリーの視点が面白い。もっと怖いのかと思ってたけどこれなら大丈夫、ちゃんと全部見れました。キッドマンはこのところ作品にも恵まれてノリノリですな。かわいこわい子供が役にぴったりかな。
アメリカンサイコ・American Psycho




80年代のNYウォールストリート、20代後半の「Vice President」の肩書きを持つ金融マンがうじゃうじゃ。その一人の主人公が殺人への狂気へと走る、のか?とにかくブラックユーモアたっぷり、ヒューイルイスの懐かしいヒットがかかったり、馬車馬のように働くことをバカにするイギリスではこの映画大ヒットしています。そしてこのまま時がながれれば、「アメリカンビューティ」の世界に移行するのかな、と思いました。
アメリカンビューティ・American Beauty




ゴールデングローブ賞で「最優秀ドラマ」「最優秀監督」「最優秀脚本」の3つをとり、アカデミー賞へのはずみをつけた感があります。結婚生活が破綻している夫婦、一人娘と彼女の学校の友達、お隣に引っ越してきた家族、不倫相手、と大体の登場人物はこれだけです。それぞれが濃い役者だし、吹きだしてしまう場面も多いけれども、それぞれの素材が生かされて内容の濃いドラマになってます。久しぶりに映画らしい映画が見れて満足、満足。
アンジェラの灰・Angela's Ashes



FrankMcCourtの幼少期の自伝をアランパーカーが映画化。アメリカで夢やぶれ、アイルランドに戻ってきた家族。働いてはお金をお酒に費やしてしまう父、(飲んでいるのはギネス。さすがアイルランド!)、プロテスタントなんかと結婚するからいけないんだと母に小言をいう敬虔なカトリック信者の祖母、幼い弟たちが飢えと貧困で死んでいくのを目の当たりにしながら、自分の夢をアメリカでかなえようとした作者。月食の場面が印象的でした。
生きない


ダンカン脚本・主演、北野組のカメラマンがとった日本映画。借金をたくさんかかえた人達が不慮の事故を装って保険金で借金をかえそうと沖縄にツアーにでかける。しかし、それぞれのメンバーの背景が深く語られる訳でもなく、このテーマだけで1時間40分の話にするにはちょっと無理があるかな。
イギリスから来た男・The Limey




タイトルは「イギリス人」という意味。主演のTerenceStampが非常にいい味をだして好演、その脇を固める俳優も粒ぞろい。敵役にPeterFondaが音楽プロデューサー役で豪邸に住んでいるがぽこっとでたお腹がちょっと哀れ。映画最後の飛行機での場面にでてくる「Ta.」という台詞はイギリス英語スラングで「ありがとう」の意味。それを言うだけでイギリス人だというアイデンティティーがでるのが面白い。
生きる(video)




ロンドンで借りられる黒澤監督のビデオのうちの一つです。役所勤めで定年間近、一人息子の為にやもめ暮らしを続けてきた主人公は感情をあらわにすることもなく淡々と生きてきました。そこに突然のガン宣告。息子にも言わず一人で決心した事とは。見ていて切なくなってきて涙がとまらなかったです。
ヴァージン・スーサイズ・The Virgin Suicides



こちらは巨匠コッポラの娘ソフィアコッポラの初監督作品。撮影のしかたは上手だと思いましたが、音楽の使い方とストーリー展開がやや面白みにかけるかも。見終わるまでの時間が長く感じました。母親役のキャサリンターナーは体型だけでなく、いつもながらのド迫力。
エイリアン4・Alien4(Video)

年末のテレビ映画特集でエイリアン1-3を連続放映していたので、まんまと術にはまって続きが見たくなって借りてきましたが。。。続編のつらさとはいえ、パート2もパート3もそれなりに面白くできてるのに。。
M.I.2



007もスペインで幕をあけたけど、MI2もスペイン好きだったのか。まあ、期待通りというか、これでもかの格闘シーン、美しいヒロイン、カーチェイス、まあ娯楽作品としてはそこそこかな。
エリザベス・Elizabeth





98年公開でしたが、いまだにロングランを続けている作品。思ったよりサスペンス調で楽しめます。ただし、歴史の前知識がないと、映画中に説明がない為訳がわからぬうちに終わってしまう可能性あり。イギリス人から見て、省略している箇所はあっても、かなり歴史に忠実に再現しているという事です。俳優陣これまた豪華です。
■歴史前知識■
在位1509-1547年のヘンリーⅧ世は自分が離婚したいが為にカトリックから絶縁し、イギリス国教会を作る。その為、国内のカトリック修道院を片っ端から取り壊し、弾圧を繰り返した。しかし、ヘンリーⅧ世は世継ぎにめぐまれなかった。最初の妻との娘メアリー一世(在位1553年-1558年)が王位に就くと、カトリックへの回帰を望んで新教徒を弾圧し、ヘンリーⅧ世の2番目の妻との娘であるエリザベスも投獄された。メアリー一世が亡くなると、そのエリザベス(在位1558-1603)が王位に就く事になるが、その頃の状況は、カトリックと新教徒との争い、ヨーロッパ列強諸国との外交、暗殺事件、スコットランドとの不和等、波乱に満ちていた。スペイン、フランス等から政略結婚の話しもあったが、どこにもくみせず、結局エリザベスは未婚のまま一生を終える。このエリザベスの時代にシェイクスピアが活躍する等、イギリスは第一期黄金時代を迎える。
エリンブロコビッチ・Erin Brockovich





大好き!これいい!!「セックスと嘘とビデオテープ」「アウトオブサイト」「TheLimey」の監督さんの、実話を元にした新作です。見終わって思わず拍手してしまった。実は「ジュリアロバーツがでてるからといって避けないで。」という批評のお陰で見に行くことになったのですが、本当に見てよかった。無学と無能は違う、失うものはあっても一生懸命仕事をした者に与えられるご褒美。実話を元にしてあっても非常に映画らしい映画です。確かに、ジュリアロバーツの胸も気になりますが。。
オールアバウトマイマザー・All about my mother




スペインの映画です。題名の通り一人の母親の生き方に焦点があたります。ストーリーもさることながら、部屋のインテリアの色使いなどスペインならではの特徴が随所に見られます。